あらすじ
この世は、理不尽な『規則(ルール)』で溢れている。
深夜の地下鉄、食人病院、深海の豪邸……。
そこでは常識は通じず、従わなければ死あるのみ。
だが、三流探偵の榊荒(サカキ・アラ)には、二つの武器があった。
一つは、一度見たものを死ぬまで忘れない『超記憶症候群(ハイパーサイメシア)』。
もう一つは、規則の穴を突く『詐欺(ペテン)』の才能だ。
「お前のルールは論理破綻(バグ)している。よって、お前はクビだ」
これは、口八丁手八丁の詐欺師と、巨大ハンマーを振り回す見た目は子供(中身はババア)の相棒が、行方不明の妹を探すため、都市伝説を次々と『論破』し、物理的に『粉砕』していく物語。
――さあ、怪異(バケモノ)ども。残業時間の始まりだ。