あらすじ

「命を救う薬が、どうしてこんなに苦くて高いんだ?」 剣も魔法も使えない平凡な青年・テオと、調薬の天才ながら居場所を失った少女・メル。 辺境のダンジョン前で二人が始めたのは、常識破りの「ポーション屋」だった。 「お一人様3本限定、ポーション1円!」 「空き瓶を持ってくれば、さらにお値引き!」 道具屋ギルドが支配する高価で苦い薬を尻目に、二人が売り出したのは、カレー味にピザ味、焼き鳥味……。 前代未聞の「味付きポーション」が世界を美味しく変えて行く。 「これは商売じゃない、ただのボランティアだ」 「すぐに破産するに決まっている」 鼻で笑う道具屋ギルドの権力者たち。しかし彼らはまだ気づいていなかった。 テオが仕掛けた「1円」の裏に隠された、緻密なマーケティング戦略の恐ろしさに。 これは戦えない二人が誠実な商売を武器に、腐った既得権益を塗り替え、自分たちの居場所を勝ち取るまでの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/09
  • 現在の作品【第2章完結】1円ポーションから始める弱者救済マーケティング ―黄金の滴と賢者の秤―