あらすじ
「断罪せよ」ーー
たった一言によって事は大きく動き出した。
皇帝は女帝に代わり、二度とこの悲劇を繰り返すまいと世の中を整備した。
法から民衆の家屋まですべきことをし、評価された。
ただ一つ、悪しことをしたとすればきっと身分制度のことであろう。
「彩女」と呼ばれる女性は刀を纏い、ある願いのために舞い踊った。
最も身分が低い男性は「迦男」と呼ばれ、罵られながらその人生を全うする。
全てにおいて迦男は彩女より劣っていた。
凪は旅の途中、一人の彩女に出会った。
その可憐な女性は刀を抜いて、凪を襲った。
彩女は言った。
「やっと会えた、伊吹様の弟子。我の願いのため、我を鍛えよ」と。
これはやがて、世界の命運をも握る二人の逃避行物語である。