あらすじ
―――ゼロを起点に、永遠に続く旅路。
人並みを越え、人とは異なってしまう能力、すなわち超能力や異能力が「超異」と呼ばれ、国家間の侵略戦争に使われる世界。
日本の平凡な高校生であったカイは、突如としてこの別世界に投げ出され、目を覚ましたのは、モンスターが獲物を待ち構える、闘技場のフィールド内だった。カイはさっそくモンスターに殺されそうになるというピンチに陥るが、零(れい)という少年に助けられる。
零は、ストーンと呼ばれる超異の源を用いてモンスターを圧倒し、「サイキックボーイ」の名で知られていたが、度重なる闘技場での死闘による怪我や病気に苦しんでおり、もはやストーンなしでは満足に動くことも出来なくなって、ストーンによって命を繋いでいる状態であった。
零を救う為には、「ライフストーン」「プラントストーン」のような、数あるストーンのうちでヒーリング効果のあるものと、この世界における巨大軍需企業、オメガビジネスが売り出すストーン活性化装置「ウォッチ」の双方を用いて、強大な超異の力で身体を回復させねばならない。
だが、ストーンは世界各地のダンジョンに点在していたり、名高い冒険者たちや国々が手にしていたりする。そして、ウォッチは国家予算で1つか2つ買える、という破格ぷりだ。
カイは命の恩人である零のため、闘技場で戦って資金を集め、いくつもの世界を冒険してストーンを集めることを決断する―――そして、元いた世界へ帰る手段を探す。
そして―――カイはトレジャーハンター・ゼロに生まれ変わる
これは、カイが少年を助けようと奮闘し、戦いと冒険に明け暮れる物語。
そして、ゼロが世界に与える影響を観測していく物語だ。
ゼロには「中身」がない―――