あらすじ

怪獣が出るのは、いまや天気予報みたいなもの。 被害はほとんどないが、得体の知れない存在として避難指示だけは出る。 それでも、怪獣を見に行くバカは後を絶たない。 かつて怪獣動画を投稿し、バズらせてしまった「僕」は、そのせいで起きた事故に罪悪感を抱き、危険区域へ向かう人々を止め続けていた。 そんな中、怪獣と自撮りを狙う少女と出会う。 軽薄な好奇心と、消えない後悔。 世界は簡単には変わらず、誰かの選択をすべて止めることもできない。 それでも──怪獣を見に行くバカがいるなら、止めに行くバカが必要だ。 肥大化する承認欲求と自己責任の時代に「正しさ」と「無力さ」を描く現代怪獣譚。

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カクヨム
カクヨム2026/02/08
  • 現在の作品怪獣を見に行くバカを、止めに行くバカ