あらすじ

片田舎の小さな領地、エンデ。 この土地に住む下級貴族の青年、クロード・エンデには、密かな夢があった。 それは、世界の裏で静かに力を持つ、秘密結社を作ること――。 ある日、廃墟の森で偶然手に入れたのは、喋る魔導書《クラリオッソ》。 全13冊からなる魔導書の一冊で、揃えば人ならざる力を得られるという。 しかしクロードは、力そのものには興味がない。 彼が欲しいのは、影で動く理念の形だけだった。 やがてエルフの騎士・ニーナや魔女見習いのカルメン、頭脳明晰なマチルドら、個性豊かな面々が現れ、魔導書をめぐる小競り合いが始まる。 だがクロードは、自らの理念に従い、力を求めず、名も名乗らず、ただ影の中で行動する。 薔薇十字団――その名の下に集まるのは、光に立つ英雄ではなく、正義の外側で影を操る者たち。 遊びから始まった秘密結社は、やがて現実を動かす存在となり、世界の片隅で知られざる秩序を作り上げていく。 これは、少年が理念を抱え、世界の光と影の間で仲間たちとともに歩み、やがて秘密結社を形作るまでの物語。

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小説を読もう2026/02/08
  • 現在の作品僕らの薔薇十字団-ローゼンクロイツ-