あらすじ
はじめまして。
佐伯真央、28歳、獣医です。
気づいたら知らない国にいました。
知らない建物、知らない言葉、知らない制服、知らない思想。
なにここ。
あとで分かったんですけど、ここ、
ロシアの黒船がきた日本らしいです。
……どゆこと?
私は動物のお医者さんなので、とりあえず
「役に立てそうなことはやります!」
って言ったら、なんか偉い人たちに気に入られて、
気づいたら英雄扱いされてました。
人生、ほんと何があるかわかりませんね。
ちなみに一緒にこの世界に飛ばされた婚約者とは、はぐれました。
それも結構早い段階で。
元気にしてるといいなぁ。してるのかなぁ。
これは、
わりと明るくて、ちょっとおしゃべりで、
断るのが苦手な獣医が、
「役に立つ」という理由だけで
どんどん取り返しのつかない場所に進んでいく話です。
ポップな異世界転生ものだと思って読んでください。
たぶん途中まで、その通りなので。
―佐伯真央