あらすじ

先見の力を持った小国の姫セリーネは、帝国の暴君の元へ嫁がされることが決まっていた。 命尽きるまで帝国の王の命に従うという魔法契約の下に。 逃亡や命令拒否の対価は弟の命だ。 けれど、嫁いだセリーネを待っていたのは、嫁ぐはずだった暴君の死と、新王レオニスの即位の知らせだった。 レオニスは知らない。 ──セリーネの魔術契約も。 ──先見の力が命を削っていることも。 ──先見の示す未来にセリーネの姿がないことも。 今日もセリーネは、レオニスの求めに応じて、自らの命を削って未来を見る──。 はずだったのだが。 「やあ、セリーネ。可憐なラベンダー。今日も美しいね。まるで妖精のようだよ」 「私と君との仲だろう? 名前で呼べと言ったのに。セリーネ?」 レオニスの溺愛は、留まるところを知らなくて──。

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小説を読もう2026/02/08
  • 現在の作品その未来に私の姿はなくとも ~先見の姫は大国の王に溺愛される~