あらすじ

享禄年間、美濃。 源家の当主・源 斉韶(みなもと なりつぐ)に待望の嫡男が誕生する。 しかし、産声と共に現れたのは、この世のものとは思えぬ異形の赤子――忌み名で「赫子(あかご)」と呼ばれる化け物だった。 「生かしておけば、この地は呪われる」 領民の恐怖と家臣の突き上げに抗えず、 斉韶は人の親として、そして武士として、決して赦されぬ決断を下す。 我が子をその手で処刑したのだ。 だが、平穏が戻るはずの領地を襲ったのは、さらなる異形と狂気の連鎖だった。 井戸から湧き出す血の滴り、発狂する妻、そして斉韶の体に現れ始めた「ある異変」 死んだはずの赤子が、 闇の中から父を呼んでいる。 逃れられぬ因果の果てに、男が辿り着く「地獄の揺り籠」とは――。

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カクヨム
カクヨム2026/02/08
  • 現在の作品赫子