あらすじ
灯里は彼氏に振られて飲みすぎたその晩に、神隠しにあった。そこでは、ヌシ様と呼ばれるモノが花嫁をご所望されるという所であった。
「じゃ、ヌシ様の今回の花嫁、私がなります」
勢いで名乗り出た灯里はヌシ様のところへ送られる。
ヌシ様が望んでいるのは、生贄か花嫁か。ところが、そのどちらでもなかった。ヌシ様は前世がSEでこの地区の管理者として呼ばれたのだという。前任者の尻拭いでヌシ様の仕事は尽きることがない。そのため、彼が欲していたのは花嫁ではなく、仕事の助手だったのだ。どこかで行き違いがあったのかと頭を抱えるヌシ様。灯里は自身の事務処理能力と、なぜか備わった「バグを物理的に捕捉する能力」を駆使し、美しいが疲れ果てたヌシ様と共に世界のデバッグに挑む。