あらすじ

新婚早々に初期の癌と診断された妻。 都内で多忙な日々を送る夫の手を煩わせたくないという理由で、郷里新潟市での療養を選んだ。 妻の母が一人住む実家は、二階の窓を開ければ水平線が見える場所に建っている。 療養に励み、必ず元気になると思っていた夫だが、驚くほど早く訃報が訪れた。真の病状を妻は隠していたのだ。 妻亡き妻の部屋で呆然とする夫の目に、一冊の本がとまった。それは嘗て妻から強請られて貸した建築関係の本だ。 何気なく見ていると、本の隙間に一通の封書を見つけた。妻が仕掛けた物語は、そこから始まった――

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カクヨム
カクヨム2026/02/08
  • 現在の作品遥香からヒロ君への手紙