あらすじ
中学生から投資を始め、運用額は数千万。
『投資一家の神童』としてメディアを賑わせていた高校生・神崎零(かんざき・れい)の日常は、ある夜、血の海へと沈んだ。
惨殺された父。投資ソフト『GOD』。
現場に踏み込んだ刑事・黒岩によって、零は「父殺しの容疑者」として逮捕される。
世間は一夜にして彼を「欲望に駆られた殺人者」として叩き、嘲笑った。
だが、絶望の淵で零は笑う。
父が命懸けで託したUSBメモリ、そして脳内に刻まれた真実。
すべては、父を死に追いやった投資家・九条龍介への復讐のための布石。
伝説の相場師である祖父・一ノ瀬豪。
「美しき未亡人投資コンサルタント」として社交界に潜入する母・芳恵。
そして、欲望に魅せられた不気味な刑事・黒岩。
「九条……地獄を味わえ。金ですべてを手に入れたお前を、金で、完膚なきまでに叩き潰す」
冤罪から始まる、壮絶なるマネー・復讐サスペンス。
人の手で作られた『神』が、今、不当な世界に審判を下す。