あらすじ
執事は問いかける。
「旦那様の目が見える様になっても、出て行かれますか?」
「ーーならばなおのこと。
悪女の私は相応しい場所に身を引くべきでしょう?」
♢♢♢
妹が強く望み、周囲の後押しによって成し遂げられたはずの婚約。
しかし戦争から帰還した英雄が盲目になった途端、妹はその婚約を「要らない」と言い出した。
英雄と実家の名誉を守るため、そして騒動を穏便に収めるために選ばれたのは、――「強欲な悪女」という役を引き受ける姉、リリアだった。
王家との密約は一つ。
伯爵が回復し、再び社交の場に立てるようになった暁には、誰も彼女を「悪女」と知らない土地を手配して、新たな人生を与えること。
――それまでの間、彼の傍にいるのは“役目”。
そう割り切って始めたはずの生活だったが、光を失った英雄と、汚名を着せられた令嬢が共に過ごす日々は、次第に二人の運命を静かに変えていく。
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思いつくままに書いてるので台詞多めかもしれません。。