あらすじ
紅陽国(コウヨウコク)では、価値は「強さ」で決まる。
SSSランクのパーティーが、スキルを持たない新米騎士・ライン・ロクハラを「竜王討伐」の旅に加えた瞬間から、計画は歯車を狂わせていく。やがてラインは見捨てられ、死を待つだけの身となった。
だが皮肉にも、彼を救ったのは竜王だった。竜王はラインに、代償として「声」と「性別」を差し出すなら、最上位の騎士へ至る力を与えると告げる。
取引を受け入れたラインは、ラインドッティルとして生まれ変わり、最強の騎士であることを証明するために剣を取る。――そして、繁栄を脅かすすべてから王国を守るために。