あらすじ
丹場雪菜は高校一の遅刻魔。
いつもどおり遅刻した雪菜は、生徒指導の山本先生につかまり、居残り掃除を命じられる。山本先生は生徒から恐れられる名物教師だった。
パワハラなんてひどいと逃げ出した雪菜だったが、不運にも母に見つかってしまう。翌日、彼女はしぶしぶ指導室に顔を出す。叱られると覚悟していた彼女に、山本先生は意外な提案をした。雪菜は戸惑いつつも、次第に先生の人柄にひかれ、心を開いていく。
そんなある日、山本先生は雪菜に百人一首の話をする。先生の軽妙な語り口は、眠気をさそう授業とは異なり、彼女の好奇心を刺激するものだった。雪菜が古語の世界に足を踏み入れる。
雪菜の生活が和歌に染まりはじめたころ。自然公園に遊びに行った彼女はある老夫婦と出会う……。