あらすじ

邦花(くにはな)中高オーケストラ部といえば、県内でも名の知れた学生オケだ。  日々屋真冬(ひびや・まふゆ)は小学校の頃からの経験者であることのみならず、絶対音感・相対音感・完璧なリズム感を持ち合わせた、他の部員とは一線を画す存在だった。  中学一年生にも関わらず、その腕を買われ。顧問兼指揮者の外原(そとはら)や、任意で残留している高校生の部員にも気に入られるが、同じ一年生や、二年三年の部員の嫉妬を大人買いしてしまう。  最初は実力主義的な思想だった真冬だったが、ある試験中、予想外の出来事が起こる。 ——メロディが、聞こえる。  慌てて問題用紙の裏に採譜し、帰宅後タブレットで他のパートのアレンジも実際の楽器を一切使用せずに完成させることに成功させる。  それは、不仲な他の一年生でも演奏できるレベルの練習曲だった。  果たして真冬はその曲をどうするのか?  GW中に誘いを受けた高校生オンリーのコンクールイベントへの参加は?  そして文化祭のリサイタルや、年に一度の定期演奏会は成功するのか?  最初は自らの才能にややあぐらをかいていた真冬がどう成長していくか、どうか最後まで見守ってやってください。 ※タイトルの略称は「冬音」を推奨致します※

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カクヨム
カクヨム2026/02/07
  • 現在の作品真冬に生まれる音楽で、鳴らそう僕らの存在意義を