あらすじ
金切天夜は、地球で魔法探偵をしていた。
説明のつかない事件を扱い、誰にも知られず問題を解決する――
そんな日常の中で、彼は一つの事件に巻き込まれ、命を落とす。
だが、その死は終わりではなかった。
転生の神に導かれ、
天夜はダンジョンが存在する異世界――カリエラへと転生する。
この世界では、ダンジョンを攻略し、力を得ることが正義とされている。
強くなり、階層を踏破し、世界を救う。
それが転生者に与えられた使命だった。
天夜は迷いながらも、その道を選ぶ。
持ち前の観察力と判断力を武器に、
仲間と共にダンジョンへ挑んでいく。
しかし、階層を進むにつれ、
彼は少しずつ違和感を覚え始める。
この世界は、本当に救われるべきなのか。
ダンジョン攻略とは、何を意味しているのか。
これは、
正義としての攻略から始まる物語。
やがてその正義が、
試され、揺らぎ、
別の答えへと変わっていくことを――
天夜はまだ知らない。