あらすじ

冬の日、私はひとりの「透明な人」と出会った。 それは恋だったのか、 崇拝だったのか、 それともただの記憶だったのか。 彼はいつも静かで、 どこにも執着せず、 ただそこに存在していた。 触れられる距離にいながら、 決して手に入らない温度。 季節を重ねるたび、 私は少しずつ壊れていく。 それでも、 彼と過ごした時間は確かに存在していた。 春が来て、 私はある日、 彼に似た人を街で見かける。 振り返らず、歩き続ける。 季節は巡る。 でも――二度目の冬はもうこない。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/07
  • 現在の作品ダイヤモンドダスト ―二度目の冬はもうこない―