あらすじ
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
このままだと、オメガの主人公ノエルをいじめ抜き、最後は王太子たちに断罪されて国外追放&野垂れ死ぬバッドエンドが確定している。
「冗談じゃない。俺は美味しいものを食べて、畳の上で死にたいんだ!」
破滅フラグを回避する唯一の手段、それは「主人公に関わらないこと」。
俺はノエルを視界に入れず、徹底的に無視し、空気のように過ごす「ぼっち回避作戦」を決行した。
……はずだったのに。
「あの冷ややかな瞳……僕を他の有象無象と同じように扱ってくれる。なんて公平で高潔な方なんだ」
俺の「無視」は「高潔な態度」へ。
俺の「悪人面の威圧」は「守護者の眼差し」へ。
俺の「暴言」は「不器用な照れ隠し」へ。
なぜか主人公ノエルの脳内で俺の評価が爆上がりし、聖人認定されてしまっている!?
逃げれば逃げるほど追いかけられ、拒絶すればするほど愛される。
小心者の元日本人悪役令息と、健気でポジティブな勘違い主人公が織りなす、すれ違い溺愛ファンタジー!