あらすじ
辺境宇宙の観光用宇宙人口都市「エリダヌス・ステラ」メイン星系からの転移ゲート3回乗り継ぎの僻地で、「宇宙遺跡かもしれない自然地形」を売りに細々と営業を続ける寂れた都市。
土産物屋の店主ミレイ・クロガネは、月に一度の自治軍パイロット当番でジグと呼ばれる戦闘ロボットに乗り込んでいた。どうせいつもの海賊騒ぎだろう――そう高を括っていた矢先、帝国軍の奇襲が始まる。
練度最悪、装備は骨董品。あっという間に部隊は壊滅し、ミレイは瀕死の重傷を負う。
死の淵で蘇ったのは、あり得ない記憶だった。
プラモデルを巨大化させて戦うホビーアニメの世界。「ギア・ライド!」の掛け声。世界大会で優勝し、地球を救った記憶であった。
そして死にかけた自分の目の前には、前世の愛機と寸分違わぬプラモデルが転がっていた。
やけくそだった。どうせ死ぬなら、と血まみれの手でプラモデルを掲げる。
「ギア・ライド!」
その瞬間、プラモデルが光り始め、俺はTSしたミステリアス乙女エースパイロットになっていた!