あらすじ

前世の俺は、大企業の息子だった。 親の権力を使い、好き勝手生きてきた。周囲が俺を讃えて、傅く。それが当たり前だと思っていたし、自分はそれだけの価値がある人間だと信じて疑わなかった ____会社が倒産するまでは。 崩れていく足場、離れていく周囲の人間、向けられる嘲笑_____。 進学する経済的余裕もなく、高卒で入社した企業はブラックで、心も体も壊して死んだ。 そして異世界で二度目の生を得た。 もう勘違いはしない。平凡に、慎ましく生きようと思っていた。出来る事なら、誰かの隣で。 幼なじみに誘われて、流されるまま冒険者になってもその思いは変わらない。 剣を握るのはただ、誰かの傍において欲しいから。 役に立たなくても、不格好でも、誰かの隣に居たかった。それだけだ。 なのに___ 「普通じゃない」「超人」「アイツはヤバい」 そんな見当違いな評価ばかりが耳に入る。そんな訳がないのに。俺には、なんの力もないのに。ただ仲間達の隣に居る為だけに必死に戦っているだけなのに。 ___本当に凄いのは、俺じゃなくて仲間達の筈なのに。 無自覚チート×自己肯定感ゼロ。転落人生を歩んだ青年が、異世界で自分の価値と居場所を見つける物語。

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小説を読もう2026/02/07
  • 現在の作品誰かの隣で生き直す ~ 無自覚最強転生者の冒険譚~