あらすじ
魔法も奇跡も存在しない世界。
五大精霊神を祀る小国コルレド王国。
王女ミリアは、城下町で出会った少年に淡い恋心を抱いていた。
しかしその頃、王国では静かに何かが動き始めていた。
父王の突然の死。
王妃の不可解な衰弱。
広がる噂と不満、揺らぐ王国。
それらは偶然ではなく、誰かの意図によって仕組まれたものだった。
恋に戸惑い、世界を知り始めた少女は、
やがて王として立つことを求められる。
理想だけでは国は守れない。
言葉だけでは人は動かない。
それでも、この国を守ると決めた。
陰謀と政治の渦の中で、
王女ミリアは「守られる存在」から「守る者」へと変わっていく。
これは、恋を知った少女が王として生きることを選ぶ物語。