あらすじ

「国外追放? 結構ですわ。――ただし、本日中に『国』を返していただきます」 王太子の婚約者レティシア・ヴァインベルクは、断罪の場で微笑んだ。 突きつけたのは、感情を排した事務文書。過去十五年、公爵家が肩代わりしてきた王宮運営費、そして聖女へ贈られた宝石の代金。 合計、金貨三千万枚。返済不能なら、王国の「徴税権」を接収する――。 彼女は知っていた。愛ではパンは買えないが、金があれば未来は支配できることを。 破綻した王国を見捨て、隣国帝国の「財務総監」へと上り詰めたレティシアは、 かつての正義の騎士を「番犬」として飼い慣らし、 傲岸不遜な皇帝すらも「投資対象」として扱い始める。 ターゲットは元婚約者から、大陸を牛耳る中央銀行、そして世界そのものへ。 前世で国家財政の崩壊を見届けた「怪物」が、世界の値札を書き換える。 これは復讐ではない。 採算の合わない世界を解体し、正しく運用する「経営」の物語。

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小説を読もう2026/02/07
  • 現在の作品追放された悪役令嬢、帳簿一枚で王国を買い叩くことにしました ~金貨三千万枚の請求書を添えて。愛でパンは買えませんわ~