あらすじ

※冷却系ざまぁ/溺愛/ハッピーエンド保証 「君との婚約は破棄する。愛する人ができた」 その言葉を聞いた瞬間、私は殿下の心が視えた。 ――そこに「愛」は、なかった。 私ルシアは、感情視の魔法を持つ侯爵令嬢。人の心に宿る感情が、色として視える特異な能力。三年間、殿下の心の色を見続けてきた私は知っている。殿下が私を愛したことなど、ただの一度もなかったことを。 だから、婚約破棄は願ったり叶ったり。 静かに微笑んで、私は自由を選んだ。 「構いませんよ、殿下。どうぞお幸せに」 その決別を、ずっと傍で見ていた人がいた。 王国最強の騎士にして、冷徹で知られるノルトヴァルト公爵――彼の心だけは、私には視えなかった。視えなかったはずなのに、彼は言う。 「俺の心を、視てくれ」 そして王城の謁見の間で、すべての嘘が暴かれる。 これは、心を視る令嬢が、視えない心に出逢う物語。

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小説を読もう2026/02/07
  • 現在の作品殿下、その『愛』は嘘ですよ