あらすじ
【召喚失敗と、生存本能による「暴走」】
人族の国に「魔力源」として召喚された俺。だが、儀式の暴走で放り出されたのは、人跡未踏の魔境「絶望の森」だった。
右も左もわからぬ極限状態。襲い来る魔物への恐怖と、脳内に流れ込む未知のチート能力への困惑。
「この力は、一体どこまで通用するんだ……!?」
生存本能に突き動かされ、自暴自棄ぎみに放った「テストの一撃」は、想像を絶する純粋魔力の極太レーザーとなって夜空を貫き、森の地図を塗り替えてしまった。
【ボトルを抱えた聖女たちの狂騒曲】
エネルギー枯渇により滅びゆく世界。俺が放ったその「狼煙」は、世界中の観測所を揺るがす特大のエネルギー反応として検知される。
「あの森に、神のごとき源泉がいる」
そう確信した各国は軍を送り込むが、俺の『絶対防御』を前に全滅。力での強奪を諦めた彼らは、一転して「懐柔」へと舵を切る。
「あの男を怒らせるな。女とボトルを送り、一滴でも多くその『雫』を分けてもらうんだ」
【供給の主導権は、俺にある】
かくして、森の小屋の前には前代未聞の「ボトル行列」ができた。
エリートの矜持を捨てた「営業聖女」、利権を狙う「元議員聖女」……。彼女たちは空のポリタンクを抱え、俺の機嫌を取るためにプライドをかなぐり捨てる。
「直接触れることは許さない。だが、俺の『熱』を高めてみせれば、望むものを注いでやるよ」
『世界辞書』で彼女たちの弱点を丸裸にした俺は、最も屈辱的で、精神が白く染まるほどの「供給の儀式」を要求する。世界の覇権は今、俺が分け与える莫大なエネルギーによって書き換えられていく――。