あらすじ

「ローラ、僕は君との婚約を破棄する!」 「「「――!!」」」 煌びやかな夜会の最中。 私の婚約者であり、ダウズウェル侯爵家の嫡男でもあるオリヴァー様が、唐突にそう宣言された。 オリヴァー様の隣には、男爵令嬢のシンシア嬢が、まるで伴侶のように佇んでいる。 オリヴァー様は私がシンシア嬢に嫌がらせをしていることを理由に、婚約を破棄すると言ってきたのだ。 「……証拠はあるのですか? 私がシンシア嬢に嫌がらせをしていたという証拠は」 「「……!」」 この瞬間、オリヴァー様とシンシア嬢は、同時にニヤリと勝ち誇ったような顔をした。 「ああ、あるともさ! ここにねッ!」 そうしてオリヴァー様がドヤ顔で取り出したのは、手のひらサイズの映像記録魔導具。 「これに君の悪事の一部始終が、余すところなく記録されている! 今からここにいるみなさんに証人になってもらって、一緒に確かめようじゃないか!」 オリヴァー様が映像記録魔導具のスイッチを入れる。 すると霧のようなものが射出され、その中に映像が浮かび上がってきた――。

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小説を読もう2026/02/06
  • 現在の作品婚約者と男爵令嬢が、ここ一ヶ月の私の悪事を記録した魔導具を見せてきた