あらすじ
王国直属の精鋭部隊で参謀を務めていたレイン・アルヴェルトは、
「戦えない」という理由で追放される。
判断は合理的だった。
個人戦闘力を基準にすれば、彼は確かに不要な存在だったからだ。
だが、彼がいなくなってから――
部隊は少しずつ噛み合わなくなっていく。
一方、追放されたレインは、
“評価される場所”を選び直し、静かに成果を積み上げていく。
それはやがて、
国家全体の戦況を左右するほどの差となって現れた。
追放は、確かに正しかった。
ただしそれは、
未来を切り捨てる判断だっただけである。
これは、復讐しない男が
評価という現実だけで立場を逆転させていく物語。