あらすじ
戦闘補助師レインは、
「効果が見えない」「戦闘中に何もしていない」
という理由でパーティを追放された。
この世界では、補助の効果は数値に表示されない。
火力こそが正義であり、地味な支援職は軽視されていた。
だが、彼の補助には致命的な欠陥――
いや、“異常性”があった。
それは、効果が切れないこと。
そして、上限なく累積していくこと。
ソロで活動を始めた彼は、
疲れず、消耗せず、判断力を失わない自分に違和感を覚え始める。
やがて分析職の少女と出会い、
彼の補助が「世界の前提を壊す存在」だと判明していく。
追放された地味職は、いつの間にか
管理される側から、条件を出す側へ――。
これは、
「最強とは、壊れずに帰ること」を体現する
戦闘補助師の物語。