あらすじ
王都で結界を整える支援職だったアリアは、
「戦えない」「地味で役に立たない」という理由で婚約を破棄され、
そのまま王都を離れることを選んだ。
向かった先は、結界が弱く、夜になると不安が消えない辺境の開拓村。
彼女がそこで行ったのは、結界を強くすることではなく、
土地と暮らしに合わせて“整える”ことだけだった。
夜が静かになり、子どもが眠れるようになり、
村の人々は少しずつ「安心」を取り戻していく。
追放ざまぁも、最強無双もない。
戦わない支援職が、戻らず、争わず、
「ここにいていい」と思える居場所をつくっていく――
静かで穏やかなスローライフファンタジー。