あらすじ
6月、季節は梅雨。主人公の九重一夏は大雨が降りしきる学校の校庭を教室の窓から眺めていた。
どんよりとした雨空が一夏の気分を暗くさせる。こういう日は早く家に帰った方がいい。
それに何か悪い事が起こりそうな予感がしていた。
「いい加減にしろ! お前重いんだよ!」
そう思った一夏は早く家に帰ろうとするも、同じクラスの美少女・十条寺二葉が男子生徒からそう言われてこっぴどくフラれているのをたまたま目撃してしまう。
罵倒され、フラれた二葉は泣きながら走り去っていった。
一夏には1つ、大きく後悔している事があった。
それは幼い頃、泣いている女の子を見捨ててしまった事だ。当時の一夏には話しかける勇気が出なかったのだ。
その女の子はその後すぐに転校してしまい、泣いていた理由も、悩みが解決したのかすらも分からなくなってしまった。
…もし自分があの時勇気を出して話しかけていたら、あの女の子は救われていただろうか。
泣いている女の子を救ってあげられなかった。それが大きな後悔としてずっと一夏の心に残り続けていたのだ。
もう2度と同じ後悔をしたくはない。
そう決意した一夏は大雨の降る中、二葉を探し始める。
なんとか二葉の姿を見つけた一夏は彼女を必死に励まし、慰め続けた。
その甲斐もあってか、二葉の顔に徐々にではあるが笑顔が戻るようになっていった。
これにて一件落着…かと思いきや、二葉は一夏にその「重い」と言われた想いをぶつけ始めるのであった。
一夏の運命や如何に?
※当作品はお試し連載となります。10日ほどお試しで連載し、評判が良いようなら本格連載に入ります。
※1話2000時前後。たまにオーバーします。