あらすじ
貧乏伯爵家の長女エスペリア・フォン・リヒトーホーフェンは、常に目の下に濃いクマを作り、幽霊のように佇む陰気な少女だ。
しかしその中身は、重度の歴史オタクにして経済学(特にシカゴ学派)と実存主義をこじらせた、日本の元女子高生。
そんな彼女はある夜会で、腹黒で合理主義者の第二王子アイローンに見初められる。
王子からの「君が必要だ」という甘い言葉と、頭を撫でられる快感(承認欲求)に負けたエスペリアは、うっかり彼に協力することに。
本人はただのコミュ障で褒められたがりなだけなのに、いつしか彼女は「氷の魔女」「鉄血の女参謀」として大陸全土にその名を轟かせてしまう。