あらすじ

三千年以上、神々の“便利な道具”として世界を救い続けた戦乙女ラヴィーナは、働きすぎで心がポキッと折れかけていました。 そんな彼女に残された生存本能。それは――「人間の濃厚な感情をチューチュー吸いたい」という渇望。 職務放棄して地上に降りた彼女は、人間を苗床に、感情という果実を育てて香水にする【農家兼調香師】へ転職する。 「暴力はめッ、ですよぉ。果実が傷んで、香りに“えぐみ”が出ちゃいますから。 ――だから、丁寧に心をへし折って、完熟させるんですぅ」 これは、最強の隠居生活者が、自分を満たすアロマを作るためだけに他人の人生を狂わせ(耕し)、結果として検体たちに崇められてしまうサイコでハッピーなマッチポンプ・ストーリー。 【栽培実績】 ・悪徳領主の「強欲」という雑草をチョッキン(剪定)。全財産を寄付する、無害な「聖人」へ品種改良。 ・村の老婆から熟した「申し訳なさ」と「感謝」を収穫。不安の一切ない「幸せなボケ老人」へ加工。 本人はただ、良い香料を得るために農作業をしているだけ。 だが、中身を吸い尽くされた元・人間(出荷済みの残りカス)たちは、なぜかラヴィーナを狂信し、どこまでも付き纏うようになり……? 「あら、最近やたらと視線を感じますねぇ。香りに誘われて虫さんが湧いたのかしら?」 (※違います。貴方が収穫した被害者たちです)

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小説を読もう2026/02/06
  • 現在の作品職務放棄した戦乙女の気ままなセカンドライフ ~感情を『果実』に変えて吸い尽くし、極上のアロマで私を満たします~