あらすじ
「聖女の力も持たない無能」と蔑まれ、婚約者の第一王子に捨てられた公爵令嬢リディア。追放された先は、人々が恐れる呪われた地──竜の谷だった。しかしそこで待っていたのは、千年の孤独を生きる美しき竜王ヴァイス。彼はリディアに告げる。「お前を、ずっと待っていた」実はリディアこそが、古代竜族の血を引く"真の聖女"だった。谷に足を踏み入れたことで封印が解け、力が覚醒する。竜王に溺愛され、穏やかな日々を送るリディア。だがその頃、彼女を捨てた王国は聖女の加護を失い、滅亡の危機に瀕していた──。