あらすじ
念願の子宝に恵まれ、出産を終えた茜に幼馴染の俊哉はお祝いと称して茜が好きだった赤い花の花束を贈った。
その花束は俊哉ともう一人の幼馴染である圭吾の想いが募った愛の花束であった。
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三題噺の企画に参加させていただきたく、この物語を執筆しました。
テーマは「花束」、「塩」、そして「秘密」
まずは具体的な花束と塩の登場のさせ方について考えてみました。
真っ先に思い浮かんだのは植物に対して塩が毒であること。
塩害という自然現象によって土壌が汚染されると作物が育たない土地になってしまうこともあります。
さらに塩は魔よけの文脈でも登場することがあります。
これらを踏まえて、魔よけの塩によって霊的なものを払うことには成功したものの、大切な植物をも枯らしてしまった。
しかし、そんな中でも唯一枯れない花があり、その花には霊的な何かが憑りついている。
そしてその花で作った花束は何らかの呪物的な意味合いを持つに至るという設定を考えました。
後はそこに「秘密」の要素を絡めて、なぜ植物を犠牲にしてまで塩を撒く必要があるほどの霊的な現象に
苛まれるようになってしまったのか、花束がもたらす呪いとはどういうものなのかを広げていきました。
どうかお楽しみいただけますと幸いです。