あらすじ
高校卒業後、特にやることも見つからず、VTuber、アニメ、ガンダム、特撮、プラモデルに囲まれた“何者でもないオタク”として日々を過ごしていた神崎晶。
そんな彼が突然デビューすることになったのは、母・神崎清が社長を務めるVTuber事務所「Beyond Live」の3期生であり箱内、唯一の男性VTuber、冥城要としてだった。
しかし「Beyond Live」は、1期生・2期生、そして3期生の他4人まですべて女性。
箱推し文化が強いファン層にとって、“男の混入”は許されない異物だった。
迎えた初配信。
祝福はなく、歓迎もない。
画面を埋め尽くしたのは、罵倒、失望、憎悪、そして「辞めろ」の文字。
史上最悪の大炎上とともに、冥城要のVTuber人生は幕を開ける。
逃げ場はない。
辞めればすべてが終わる。
生きるために、配信するしかない。
――アンチに叩かれ、
――数字に縛られ、
――“求められる自分”を演じながら。
これは、VTuberという世界の「光」と「闇」を、燃え続ける一人の男が、配信越しに叫び続ける物語。
Vtuberって、本当にヤベーい。