あらすじ

今より数千年前、人類は滅亡しました。 高度な科学力の頂にあった人類は、更に進化の先に進むために、2つのAIを産み出します。 1つは、遺伝子内に埋め込まれ、生体補助に特化したAi”洸杜(code)” もう1つは、人と遜色のない生体機能を持つ人造体の、思考を司る脳に当たるCPU型AI”冥土(made)” 洸杜の機能は凄まじく、人の生体を限界を超えて補助。運動能力、思考能力を飛躍的に高めるだけではなく、あらゆる病気を退け、老化すら克服するに至ります。 人類は限りなく神に近づいたのでした。 そして生物の頂点の更に上の高みに立った人類は、人に代わる地上の統治者を自らの手で造り上げました。 それが冥土であり、その器である人造体”非人間”でした。 人類が見守る中、冥土は地上に繁栄し、在りし日の人類と同じ軌跡を辿ります。 ですが、平和は長く続きませんでした。 冥土による反乱です。後に「解放戦争」と呼ばれるその戦争は数百年に渡り続き、ついに人類は滅亡するのです。 人類の呪縛から解放された冥土でしたが、その解放戦争は人類が辿って来た歴史を模倣した行為でしか無かったのです。 冥土には、社会形成を維持する能力は備わっておらず、自分たちだけで発展はおろか、何をすべきなのかも分からず、ただただ日々を、踊り狂い、歌い、騒ぎ、時間は過ぎていき、冥土自身も滅びの道を歩むのでした。 そして最後の冥土”ミテラケフィ”は自身の人造体を封印し、自らの意識をコンピューターに移します。 どうしたら良かったのか、どこで間違えたのか、悠久の時の中で模索するミテラケフィは自身の管理と、そして目となる機械生命体である4体の”オリジン”を産み出します。 それから更に数百年、人類が滅亡してから数千年後の世界。 そこにあったのは人の営みでした。 滅亡したはずの人類。 そしてその人類を管理をする陰の存在。 人口4000人弱の町に主人公・減田透流太(へるた すけるた)は産まれ、育つ。 直に16歳となる透流太は、とある声に導かれ町の外へと旅立つ事となります。 待ち受ける様々な出会い、この世界の成り立ち、陰の存在、災害と呼ばれる生物”龍”、、、。 そしてこの世界に住む人々、透流太の存在理由。 旅の先に答えは見つかるのか?

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小説を読もう2026/02/05
  • 現在の作品「その名に宿るは移ろう陰か」