あらすじ
亡国の王女として声を封じられ、呪われた辺境伯ジギスムントへ「生贄」として贈られたエルセ。
「死神」と畏怖される彼は、戦場での断末魔に苛まれていたが、エルセの魂の鼓動に唯一の安らぎを見出す。
二人は孤独な魂を共鳴させ、次第に主従を超えた深い愛と絆で結ばれていく。
王都の刺客による襲撃の最中、エルセは愛する者を守るために真の魔力を覚醒させ、自らの声を奪っていた枷を打ち砕く。
声を取り戻した彼女の歌声は、ジギスムントの禍々しい影を聖なる守護の力へと昇華させた。
二人は腐敗した王都へ進軍し、命を搾取する旧体制を打破して、歪んだ宿命に終止符を打つ。
ついに真の統治者となった二人は、光と歌に満ちた新たな王国の夜明けを共に歩み始める。