あらすじ
神々によって封鎖された都市。毎夜、空から怪物が降り注ぐ世界で、生き残れるのは“能力”を持つ者だけ。
**立花ライゼン(17歳)**は、不規則な刻印をその身に宿している。
それは“能力を奪う”力――だが条件がある。
死の淵にいる者からしか奪えない。
しかも彼がこれまで得た能力はどれも弱く、ほとんど役に立たないものばかり。
それどころか、奪うたびに彼自身の魂は削られていく。
命を救うか。
人間性を失うか。
その狭間で苦しむライゼンは、神々が仕組んだ実験へと巻き込まれていく。難易度は上昇し、ルールは変化し、常に神々は観察している。
“敗北するよう設計された世界”の中で――
彼の欠陥だらけの能力こそが、システムに生じた唯一のバグかもしれない。