あらすじ

『アルファポリス 第15回『絵本・児童書大賞』エントリー作品です。 こちらの原型である「人柱奇譚」は、 昔、どうにもやり切れないことがあった時に、 その時に生えた、自分の辛く悲しい気持ちという木に成った実を、片端からぶちぶちともいで、 一度良く潰して、 「創作のフィルター」に掛けて濾してから、アクを掬いながら煮詰め、 「橋姫伝説」と、小川未明の童話をベースに、 O.ヘンリーの小説、川端康成『心中』、坂口安吾『桜の森の満開の下』などの要素で味付けして、 瓶詰めに仕上げた『人柱奇譚』を、 再び棚から引っ張りだして来て、 細々とした単語の入れ替えというブランデーを少々加え、 「絵巻物」をイメージした書式の見直し変更、というクレープ皮で包んで、 何とか一品にしたものです。 姿形は少し変わりましたが、 紛れもなく、私が学校を出て以来、初めて設けた「子供」です。 何とぞよろしくお願い申し上げます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2022/11/10
  • 現在の作品人柱奇話