あらすじ
日向日陰(ひなたひかげ)は、この春から高校1年生になるオタク男子。
勉強も運動も苦手で、授業中に平然とラノベを読むような落ちこぼれだ。
しかし家族と親しい友人しか知らない秘密があった。
――好きな女の子に告白できないもどかしさを吐き出すため、小説を書き続けていたら……なぜか変な形で報われてしまったのだ。
そんな俺は、中学校を卒業した翌日。
行きつけの本屋で“絶対にバレてはいけない相手”と遭遇してしまう。
スポーツ万能・成績優秀・品行方正。
絵に描いたような優等生で、元女子バレー部レギュラー。
名前は雛月陽菜(ひなづきひな)。
小学4年生の頃に転校してきて、俺があっさり一目惚れして以来、今も着々と好きになり続けている女の子だ。
この遭遇は嬉しい反面、俺にとっては不幸すぎる出会いでもあった。
なぜなら彼女だけには、絶対に俺の秘密がバレるわけにはいかないから。
「まんま、俺と雛月のことだな……」
「素直に告白してくれればいいのに」
俺はあるラノベの表紙を見て、複雑な気持ちを抱き。
雛月は隠し事を抱える俺を見ては、恋心を募らせる。
“秘密を守りたい俺”と
“秘密に気づいている彼女”が、
互いに互いを想い合っている両片想いラブコメ。
「とりあえず、告白するためにコミカライズ化とアニメ化でも目指してみますか」
「……本当に日陰の背中って遠いよね。君はいつだって、私のヒーローなんだよ」
こんなにすれ違いまくってて、俺たちの気持ちは本当に通じ合うのか?
……つうか俺が“秘密を知られていることを知っている”のは、まだあらすじの中だけなのね。
*当作品はカクヨムにも掲載中です。
あちらでは『第1回GAウェブ小説コンテスト』の中間選考を通過していて、本当は改稿版を載せたいのですが、審査中に内容を変えるとその後危なそうなので、こっちで改稿版を公開することにしました。
改稿前の作品が読みたい方は是非、下のURLをクリックしてください。
https://kakuyomu.jp/works/822139836818562342