あらすじ

迷える心優しい皇太子と、龍の視を持つ天涯孤独の野生児。 これは、いずれ稀代のインフラ技術者へと成長する少年と、未来の名君――その出会いの物語。 大陸全土を支配する帝国、瑞華(ずいか)、その北に位置する忘れられた辺境。 そこに、大地を張り巡らす「龍脈」を視る不思議な目を持つ少年・十歳の千里(せんり)がいた。 赤ん坊の時に流れ着いた千里を拾って育ててくれた老夫婦も今は亡く、天涯孤独となっている。 遺された小さな山小屋で、受け継いだ知恵を駆使して、千里は独りで生きていた。 ある日、千里は雪山で一人の青年・朗月(ろうげつ)を救う。 朗月の正体は、帝国の皇太子だった。 優しい心の持ち主故に熾烈な継承争いに疲れ、玉座から逃げ出した、「負け犬皇子」。 だが、千里には「視」えていた。 この人は、皇帝になる人だ、と。

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カクヨム2026/02/04
  • 現在の作品【完結】龍脈の子