あらすじ
神社の娘・未冬(みふゆ)は、親戚中から“鈍感のみゆちゃん”と呼ばれる、素朴で真面目な女子高生。
二年前の大事件のあと、ずっと憧れていたお兄さん・冬季(ふゆき)は別の女性と婚約した。
その瞬間、未冬の淡い憧れは、どうしようもない“本物の恋”になった。
――でも、もう届かないはずの恋だった。
そう思って、地味に鍛えて、勉強して、忘れようとしていたのに。
十八歳目前、突然、未冬は冬季と結婚することになる。
震える指で婚姻届に名前を書いたものの、
始まったのは“ラブラブ新婚生活”ではなく――
『前婚約者への想いを抱えたままの冬季』と
『片思いを隠したままの未冬』の、ぎこちない別居婚。
神社と村のしきたり、冬季の特殊体質、
そして次々に襲いかかる“プチ事件”。
未冬は、形だけの結婚を“本物の夫婦”にするため、
小さなトラップを一つずつぶち破りながら、
冬季の心を 丁寧に、でもがっつり 掴みにいく。
『片思いの終わり』から始まる、
婚姻届スタートのじれじれ恋愛。
ハイスペ霊能者(神様二柱付き)× 神社のあととり鈍感娘。
ドタバタ群像劇×ゆっくり育つ恋模様。
二人の“夫婦未満”は、どこまで本物になれるのか。
長編オカルト×ミステリーホラー
『百物語が終わるまで』の続編ですが、未読でも楽しめます。
https://kakuyomu.jp/my/works/822139841307342761