あらすじ
王城の大広間で断罪されることになった悪役令嬢。
そして、なぜか一緒に断罪されることになった若き宰相。
だがこの二人、何もしていない。
というか、悪役令嬢は途中で寝る。
宰相は胃薬のことを考えている。
感情と空気だけで進む断罪劇は、
気づけば二人まとめて国外追放という雑な結論に落ち着いた。
隣国に落ち延びた先で、
宰相はなぜか即戦力として働き始め、
令嬢はパンを焼き、昼寝をし、気づけば家庭を持っていた。
一方、断罪を量産した元王国は、
「断罪する人が足りない」という理由で自滅していく。
これは、
国が崩れるほど真面目な話を、
徹底的に真面目にふざけた結果、
だいぶどうでもよくなった断罪コメディである。