あらすじ
札幌の大学に進学した洋介は、父から譲り受けたカメラ「ニコンF2」と共に青春を駆け抜けるはずだった。 地元の恋人・みきことの温かな日々。しかし、自身のうつ病、そしてミステリアスな先輩・アヤとの出会いが、洋介の歯車を狂わせていく。
「心はあげないよ」 そう言ったアヤが抱えていた壮絶な過去と、彼女が迎えた衝撃の結末。 誰も愛せていなかったことに気づいた洋介が、すべてを失った後にファインダー越しに見つけた「愛の正体」とは?
90年代後半〜00年代初頭の北海道を舞台に描く、痛みと再生の青春小説。