あらすじ
加藤楸邨は、学園の治安維持を任された護衛任務持ちの男子生徒。
目立たず、無茶をせず、誰かを守ることだけを当たり前に続けてきた。
そんな彼の前に現れたのが、
金髪碧眼・圧倒的実力・冷静沈着――すべてが規格外の美女、セシリア。
初対面で不審者を瞬時に制圧し、
楸邨の手首を掴んで断言する。
「今日から、あなたと組む」
最強すぎる彼女の護衛指導は容赦がなく、距離感もおかしい。
近すぎる、触りすぎる、なのに本人は全部“合理的”。
結果、
・学内で即カップル疑惑
・誤解と嫉妬が乱舞
・乱切なゆかの煽り
・三船アスカという美人強者の参戦
・田中充による実況と拡散
・中村将司との任務観の衝突
——気づけば楸邨の学園生活は、
恋と護衛と修羅場で大混乱していた。
だが、事件が激化するにつれ、楸邨は違和感に気づく。
セシリアは強すぎるがゆえに、
**「恋をしてはいけない」**と自分に言い聞かせているのだ。
誰かを守るためなら、
自分が孤独になることを選ぶ——
それが彼女の“普通”。
学園行事で起きた大規模な混乱の中、
楸邨は身を挺して人を守り、負傷する。
その姿を見たとき、
最強のはずのセシリアは、初めて取り乱した。
「私は……恋なんて、してはいけないと思っていた」
守ることに慣れた男と、
強すぎて恋を諦めた女。
互いを“特別扱いしなかった”二人は、
いつの間にか、誰よりも特別な存在になっていた。
これは、
最強なのに恋に弱い金髪美女と、
選ばれるのが怖い護衛男子が、
相棒から恋人になるまでの――
ドタバタ青春ラブコメディ。