あらすじ
【恵方巻×勘違い×スパダリ騎士】
王城の片隅で働く地味なベータの料理人ルエンは、高嶺の花である騎士団長クラウス様に片思い中。
「オメガになれば、彼と番になれるかもしれない」
そんな噂を信じ、ルエンは伝説の「運命転換の恵方巻」を作るため、過酷な食材集めの旅に出る!
雪山、深海、樹海……命がけで食材を集めるルエンだが、なぜか行く先々でクラウス様に遭遇し、手料理を振る舞うことに。
そしてついに恵方巻を完食したルエンの体から、とんでもなく「美味しそうな匂い」が漂い始めて!?
フェロモンと出汁の香りを勘違いしたまま、二人の距離は急速に縮まっていく――。
美味しい料理と甘い溺愛が満載の、ハッピーエンド保証BL!
【登場人物紹介】
◆ルエン
王城の厨房で働く平凡なベータの青年。24歳。地味で目立たないが、食材の声を聴くかのような繊細な料理の腕を持つ。騎士団長のクラウスに長年想いを寄せているが、身分と「ベータであること」を理由に諦めようとしている。伝説の「恵方巻」の存在を知り、運命を変える旅に出る。
◆クラウス
王国の近衛騎士団長を務める高潔なアルファ。26歳。氷のような美貌と圧倒的な武力を持ち、社交界の華だが、特定のオメガを作らない。実はルエンの作る夜食の隠れファンであり、ルエン自身にも密かな執筆情熱を抱いているが、不器用すぎて伝わっていない。
◆コメット
ルエンの幼馴染で、城の下働きをするオメガの少年。明るくゴシップ好き。ルエンの恋を応援しつつも、無謀な挑戦を心配している。