あらすじ
学校では目立たず、誰にも見られない日常。
世界に不満はあっても、声に出すほどの怒りはない――
そんな少年・ハルは、ある日突然“死神”によって異世界へ召喚される。
幼い姿の死神ネムと、同じく幼女の天使アリエル。
正反対の存在である二人は、なぜかハルを中心に行動を共にすることになる。
人を救えば天使の力が増し、
人の歪んだ感情は死神の糧になる。
街を歩き、日常に触れる中で、
ネムはハルの心の奥底にある「壊したい衝動」を肯定し、
アリエルは何も言わず、ただそばにい続ける。
――救うことも、壊すことも、選ぶのは人間。
これは、
世界を壊したくなる少年と、
名前を呼ばれるまで寄り添い続けた天使の物語。