あらすじ
「君との婚約は破棄だ」※ハッピーエンド保証/冷却系ざまぁ
三年間、王太子の婚約者として王宮を支えてきた。けれど全ての功績は侍女の手柄にされ、私は無能の烙印を押された。
「もう疲れました」
婚約破棄の言葉に、私は安堵した。もう頑張らなくていい。そう思って、静かに王宮を去る準備を始めた。
でも、王太子は気づいていなかった。私がいなくなれば、王宮が回らなくなることを。
そして私も気づいていなかった。ずっと私を見ていた人がいたことを。
無表情な辺境公爵は、私の日誌を国王に差し出し、謁見の間で跪いた。
「この方を、私にください」