あらすじ

西遊記でお馴染みの三蔵法師。 僧名は玄奘。 天竺で真の仏教を学ばんと、密出国した若き唐僧である。 求法の旅路は艱難辛苦。 死と常に隣り合わせ。 そんな中、彼は摩訶不思議な者達に出会ったという。 その者達は、異界から来たと言っていた。 悟空・八戒・悟浄・玉龍、そして沙羅。 玄奘が出会った彼らの正体は、夢か、幻か、それとも真の妖か。 玄奘の弟子、道昭は想う。 ――師父。まことのあなた様は、どのようなお人だったのですか。まことのあなた様の旅路に、悟空はいたのでございましょうか。―― 『晴れ空を仰ぐと、今にも悟空が落ちてくるのではないかと手を伸ばしたくなる。  水辺を歩くと、悟浄の太く静かな声が蘇る。  賑やかな市中を通りかかると、八戒が紛れているのではないかと、つい探してしまう。  白馬を見ると、玉龍、と声をかけたくなる。  蓮の花を見ると、沙羅の笑顔が目に浮かぶ。』

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カクヨム
カクヨム2026/02/03
  • 現在の作品玄奘夢幻奇譚 〜今は終わりし物語の始まり〜