あらすじ

🏺🌊《塔内日常》あらすじ 塔の中には、河が流れている。 誰が造ったのか分からない塔。 いつからそこにあるのかも分からない。 ある朝、掲示板に一行だけ書かれていた。 「……河の墓は古墳がいいな」 その日、塔の外の大地がゆっくりと盛り上がり、 土の中からハニワーが生えた。 それから。 雪は文字になり、 雹は鬼と呼ばれ、 供物はいつのまにか祭りになる。 「ぺい」としか話さないハニワーたちは、 消える形をなぞり、 流れを並べ、 欠けたものを積み上げていく。 誰も文明を作ろうとはしていない。 それでも塔では、なにかが静かに生まれつづけている。 これは、 流れに耳をすます人たちと、 土でできた小さな存在たちの、 すこしだけ不思議な日常の記録。

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カクヨム
カクヨム2026/02/03
  • 現在の作品塔内日常